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2005年8月24日 (水)

ASD; Atrial Septal Defect (JB-POT直前講座10)

ASDは先天性心奇形ではもっとも数が多く、また成人を対象とするような一般市中病院の手術室でもしばしば登場する。よって先天性心疾患のうちで「もっとも試験に出やすい」疾患であると覚悟する必要がある。

ASDの分類と出題ポイントを列記すると

1.Ostium Secundum type 二次孔欠損型

ASDの中でもっとも多く、約70%が相当する。卵円孔部分の欠損。近年ではカテーテルインターベンションによる閉鎖も一般化しつつある。

2.Ostium Primum type 一次孔欠損型

ASDの約20%が相当。心房中隔の心室側が欠損し、しばしば僧帽弁前尖のcreftやMRを伴なう。教科書によっては、ECD(心内膜床欠損)などと記される場合もある。21トリソミーに好発する。

3.Sinus Venosus type 静脈洞型

約10%が相当。SVC(まれにIVC)とRAの接合部に欠損孔がある。しばしばPAPVR(部分肺静脈還流異常) を合併する。

4.Unroofed coronary sinus type 冠静脈洞型

頻度は1%以下、coronary sinusとLAが交通することで発生する。(JB-POT直前講座9を参照)PLSVCを併発することが多い。

それぞれの分類における併発しやすい異常はおさえておきたい。これと、心エコーによるQp/Qsの求め方(後述)をおさえれば、ASDは制したも同然である。

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