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2005年8月16日 (火)

Nyquist limit & aliasing (JB-POT直前講座6)

Nyquist limit(ナイキスト リミット)
aliasing (エイリエイジング) と発音する(と外国人にもだいたい理解してもらえる)。

詳しい数式は(私も理解していないので)テストに関係する最低限の知識のみ記す。

紫外線より波長の長い(=周波数の低い)赤外線のほうが深部に到達しやすいように、PRF(JB-POT直前講座3を参照)も低い(=波長の長い)ほど深部に到達しやすい。しかし、深い場所でPWによって補足できる血流速度には限界(=Nyquist limitとよび)があり、これはPRFに比例している。

よって、
PRFが低い=深くまでビームが届くが、速い流れは捕捉できない。
PRFが高い=深くまでビームが届かないが、速い流れが捕捉できる。

Nyquist limitを超えた流速の血流は折れ返し現象(aliasing)を生じ、あたかも調子の悪いTVのように反対側から折り返したごとく表示される。aliasingを軽減するには

1.PRFを上げる(一部の高級心エコー機種では可能、うちにはないが・・・)
2.基線を下げる。(ほぼ全ての機種で可能、約2倍まで表示可能になる)。PWモードを使える人ならば無意識のうちにこのテクニックを使っていると思うが、これにはzero shift法という名前がついているので(少なくとも試験までは)憶えておこう。

カラードップラーもPWの一種なので、Nyquist limitやaliasingが存在する(=color aliasing)。加速される血流パターンで周辺部が赤系で中心部が青系(またはその逆)のものがそうである。これを利用したのがPISA;Proximal isovelocity surface area法である。(詳細は後日)

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